平成10年総会報告

文責 蝦名憲 1998.07.30更新



今年の夏は、毎日やませ気味で夜になると肌寒く、うっかり窓を開けたまま寝ると風邪を引きそうだ。今日8月1日は浅虫の花火大会で、雨も心配されたがそれだけは避けられそうだ。

 総会が近づいたのに会場の確保に走り回るのが億劫で(言いたくないけど、やっぱり歳かな)、7月中旬になってから困り果てて毎年設営にご苦労をかけている15代の今田さんに相談したところ、快く一切を引き受けて走り回ってくれたが、時すでに遅く、あるところでは「もう7月の中旬を過ぎたのですよ」と笑われたそうだ。結局、今田さんが住んでいる町内の町会長さんに掛け合って、これまで例がないという一泊を黙認してもらって、大星神社の境内にある集会所を使わせてもらうことができた。
浅虫へ向かう車の列に逆らって、5時丁度に会場に到着した。大星神社も祭礼の準備が進んでいて、各寄進者の提灯はもう参道の両側にかけられていて灯りを入れるばかりになっている。会場に着いてみると、今田さんが一人ぽつねんと待っていてくれた。毎年のことながら、出席者の数が把握できない。連絡をくれる人がほとんどないのだ。何人分くらいの準備をすればいいのか見当がつかないという。

 6時を過ぎる頃になると、それでもぽつぽつと集まってきた。15代の五十嵐さん(盛岡在住)は、早く着きすぎたのでパチンコ屋に寄付してきたという。6代棟方、16代中川、丸山夫妻、17代工藤(経理担当)、佐藤、18代桜田、27代小笠原の皆さんが続々と晩酌持参で来てくれたが、やっぱり孫たちが集まってくるヒトケタ代は、その受け入れや応対にそれぞれ忙しいようだ。

話題の内容は、棟方さんが作ってくれたホームページ『やぶなべ会』の見出しを肴に、盛り込む内容、リンクする人の内容や量、将来の会報のあり方、総会の連絡方法の変更から、今後の会報や調査内容をどのようにインターネットで紹介するかなど果てしなく続き、話し声はいつの間にか別室からのいびきに変わっていた。

 翌2日、天候は曇り時々雨、今日からねぶた祭りだが悪天候が続きそうだ。朝食をかねて用件を処理、不在中に25代石郷岡さんが来訪、出席できない旨の連絡があり、小笠原さんも所用のため帰宅した。時間になると昨夜からの人々のほかに3代五十嵐、天内、5代大塚、17代三浦、31代市田の各氏が駆けつけた。

総会では
  1.  総会会場の設定、設営や会員への通知などの世話役を今田さんにお願いしたことの報告。
  2.  総会の前夜祭は特定の人だけの参加になってきたので、廃止したらどうか。との問いかけに『決めつけなくてもいいのではないか。できないときはそれでも仕方がないが]と、否定的な意見が圧倒的であったので、これまで通りとすることになった。
  3.  経費の中で通信費が3割近くになり、運営費を圧迫している現状から総会の場所の連絡のために、全員に通知するのをやめて、出席できる人にだけ連絡するように改めたい。直前になって出席予定ができた会員は事務局にTEL・FAXで連絡をとるなり、会員のインターネットを見るなりして情報を得るようにして欲しい。との提案は了承された。
  4.  近く事務局では『やぶなべ会』としてホームページを開設する予定であり、リンク集に参加する会員を募りこれを充実していきたい。また、やぶなべ賛歌の合唱をこれに入れたいので、どこかのグループで録音できないか。心当たりのある方は協力して欲しい。と提案したが、異議なかった。
  5.  会の活性化と組織の充実を図るため、会長を辞任したい。新組織や後任の役員を選任については選任方法、新組織のあり方を審議するため、委員会を設置することにした。

     30代までは5代に1人、31代以降については1人の代表者を選任するものとし、次の方々にお願いすることになった。

     以上の7人が組織検討委員会の委員に選任された。
なお、総会出席者は次の通り。
  蝦名、天内、五十嵐、大塚、中川、工藤、三浦

  以上の審議を経て、午後1時過ぎ散会した。


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